交通違反の反則金一覧|スピード違反・信号無視・駐車違反
本記事は一般的な情報提供を目的としており、弁護士・司法書士等の専門家による個別相談の代替となるものではありません。具体的な法律問題については専門家にご相談ください。
反則金と罰金の違い
交通違反の処分は大きく「反則金(青切符)」と「罰金(赤切符)」に分かれます。
- 反則金:行政処分です。前科はつきません。納付書が届いてから期限内(原則7日以内)に納付すれば、刑事手続きが免除されます。
- 罰金:刑事処分です。前科がつきます。裁判所の手続きが必要になり、罰金を払わない場合は労役場留置(懲役の代替)になる場合があります。
一般的に軽微な違反は青切符(反則金)、悪質・重大な違反は赤切符(罰金)の対象となります。30km/h以上(一般道)・40km/h以上(高速道路)のスピード違反、飲酒運転、無免許運転などは赤切符の対象です。
スピード違反の反則金・点数一覧
スピード違反の反則金は、速度超過の程度と車両の種類によって異なります。
一般道路でのスピード違反(普通車)
| 超過速度 | 反則金 | 点数 |
|---|---|---|
| 15km/h未満 | 9,000円 | 1点 |
| 15km/h以上20km/h未満 | 12,000円 | 2点 |
| 20km/h以上25km/h未満 | 15,000円 | 3点 |
| 25km/h以上30km/h未満 | 18,000円 | 6点 |
| 30km/h以上 | 罰金(赤切符) | 6点 |
高速道路でのスピード違反(普通車)
| 超過速度 | 反則金 | 点数 |
|---|---|---|
| 15km/h未満 | 9,000円 | 1点 |
| 15km/h以上20km/h未満 | 12,000円 | 2点 |
| 20km/h以上25km/h未満 | 15,000円 | 3点 |
| 25km/h以上30km/h未満 | 18,000円 | 3点 |
| 30km/h以上35km/h未満 | 25,000円 | 6点 |
| 35km/h以上40km/h未満 | 35,000円 | 6点 |
| 40km/h以上 | 罰金(赤切符) | 6点 |
高速道路は一般道より許容範囲がやや広くなっていますが、速度超過が発覚した場合の行政処分(免許停止・取消し)の基準は共通です。
信号無視の反則金・点数
| 違反 | 反則金(普通車) | 点数 |
|---|---|---|
| 赤信号無視 | 9,000円 | 2点 |
| 黄信号無視 | 7,000円 | 2点 |
信号無視は事故に直結する危険な行為であり、交差点での死亡事故原因の上位を占めています。2点の加点があるため、他の違反と重なると免許停止(累積6点)になるリスクがあります。
駐車違反の反則金・点数(普通車)
放置駐車違反と駐停車違反は区別されます。放置駐車は車に運転者がいない状態の違反であり、放置違反金として車の使用者にも支払い義務が生じます。
| 違反の種類 | 反則金(放置違反金) | 点数 |
|---|---|---|
| 放置駐車(駐停車禁止場所) | 18,000円(放置:18,000円) | — |
| 放置駐車(駐車禁止場所) | 15,000円(放置:15,000円) | — |
| 駐停車禁止場所への駐停車 | 12,000円 | 2点 |
| 駐車禁止場所への駐車 | 10,000円 | 1点 |
放置駐車違反の場合、運転者が不明でも車のナンバーから使用者に支払い命令(放置違反金)が届きます。放置違反金を払わないと車検が受けられなくなります。
携帯電話(スマートフォン)使用の反則金・点数
「ながら運転」への罰則は2019年12月の改正道路交通法施行以降、大幅に強化されました。
| 違反の種類 | 反則金(普通車) | 点数 |
|---|---|---|
| 手持ち・画面注視(保持) | 18,000円 | 3点 |
| 交通の危険を生じさせた場合 | 罰金(最大10万円) | 6点 |
スマートフォンを手に持って通話・操作するだけでなく、スマートフォンを置いた状態で画面を注視する行為も「保持」として取り締まりの対象となります。カーナビや車載モニターへの操作も対象になるケースがあります。
シートベルト・チャイルドシートの反則金・点数
| 違反の種類 | 反則金 | 点数 |
|---|---|---|
| 運転者のシートベルト非着用 | なし(警告のみ) | 1点 |
| 同乗者(後部座席含む)のシートベルト非着用 | なし(警告のみ) | 1点(高速道路) |
| チャイルドシート不使用 | なし(警告のみ) | 1点 |
シートベルト違反は反則金がなく点数のみの加算となります。ただし、事故時の補償や任意保険の支払いに影響が出る場合があるため、着用は必須です。
自転車の交通違反(2026年施行の新ルール)
2026年4月から改正道路交通法が施行され、自転車への交通反則通告制度(青切符制度)が導入されました。これまでは自転車の違反に対して刑事罰しか適用されませんでしたが、新制度では軽微な違反に対しても反則金が科されるようになりました。
自転車への青切符(反則金)の対象違反(主なもの)
| 違反の種類 | 反則金 |
|---|---|
| 信号無視 | 6,000円 |
| 一時不停止(止まれ標識) | 5,000円 |
| 右側通行(車道の逆走) | 6,000円 |
| 遮断踏切への立ち入り | 6,000円 |
| 歩道での高速走行・危険運転 | 5,000円 |
| 携帯電話(スマートフォン)使用中の運転 | 6,000円 |
| イヤホン・ヘッドホンを使用した運転 | 5,000円 |
| 飲酒運転 | 罰則(赤切符・刑事罰) |
| 酒酔い運転 | 罰則(赤切符・刑事罰) |
自転車の青切符制度は、16歳以上の方が対象です。15歳以下の未成年者は対象外ですが、保護者への指導や刑事罰が適用されることがあります。繰り返し違反した場合(3年以内に2回以上)は、自転車運転者講習の受講が義務付けられます。
免許の点数と処分の基準
交通違反や事故で加算された点数が一定基準に達すると、免許停止や免許取消しの行政処分が行われます。
| 累積点数 | 処分の目安 |
|---|---|
| 6点 | 免許停止(30日) |
| 9点 | 免許停止(60日) |
| 12点 | 免許停止(90日) |
| 15点以上 | 免許取消し(欠格期間1〜3年) |
なお、無違反・無事故の期間が続くと点数がリセットされます(ゴールド免許の取得条件にもなります)。加点された点数は、最後の違反日から1年間無事故無違反で経過すれば残点数がゼロに戻ります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 反則金を払わないとどうなりますか? 反則金を期限内に納付しない場合、刑事事件として処理され、検察に送致・略式起訴の対象となります。罰金刑(前科)がつく可能性があるため、忘れずに納付することが重要です。
Q2. 駐車違反の放置違反金とはなんですか? 駐車違反で運転者が不在の場合、警察が確認標章(黄色い紙)を貼付します。その後、車のナンバーをもとに使用者(車の登録名義人)に放置違反金の納付命令が届きます。使用者と運転者が異なる場合(レンタカーや会社の車など)も、使用者に支払い義務が生じます。
Q3. スピード違反で赤切符になると免許取消しになりますか? 一般道で30km/h以上、高速道路で40km/h以上の速度超過は赤切符の対象です。この場合、6点が加算され、免許停止(30日)となります。ただし、前歴がある場合や複数の違反が重なる場合は、より重い処分になることがあります。
Q4. 自転車の飲酒運転も取り締まりの対象ですか? はい、自転車の飲酒運転も道路交通法違反です。酒気帯び運転(血中アルコール濃度0.15mg/ml以上)で5年以下の懲役または100万円以下の罰金、酒酔い運転(正常な運転ができない状態)でより重い罰則の対象となります。2026年4月の改正後も飲酒運転は刑事罰(赤切符)の対象です。
まとめ
交通違反の反則金・罰金・点数は違反の種類・程度・車両種別によって異なります。スピード違反は一般道30km/h以上(高速40km/h以上)で赤切符となり、前科がつく刑事処分の対象です。ながら運転は2019年の法改正以降に厳罰化され、反則金18,000円・3点の加算となりました。また、2026年4月からは自転車にも青切符制度が導入され、信号無視・逆走・スマホ使用などに反則金が科されるようになりました。交通ルールを遵守し、安全運転を心がけることが最善の対策です。法令改正により金額・点数が変わることがあるため、最新情報は警察庁のホームページでご確認ください。
免責事項: 本記事は一般的な情報提供を目的としており、法令改正により金額・点数が変わる場合があります。最新情報は警察庁ホームページでご確認ください。
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法太郎
法務ナビ運営者・個人事業主のITエンジニア
法務省・法務局・裁判所ウェブサイト・国税庁・e-Gov法令検索などの一次資料を起点に、生活で発生する法務手続きと費用を整理してまとめています。 記事はAIで初稿を生成したのち、別のAIによるファクトチェックと運営者の確認を経て公開しています。 プロフィール詳細 → 編集ポリシー →
※ 弁護士・司法書士・行政書士の資格は保有していません。重要な法的判断は専門家にご相談ください。
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